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True Colors FASHION

True Colors FASHION
ドキュメンタリー映像
「対話する衣服」
-6組の“当事者”との葛藤-

人の数と同じだけ心と身体がある。
車椅子や義足を伴う身体、さまざまな体型、あらゆる既成概念にとらわれない多彩な精神。

本作はモデルとデザイナーという立場で、多様な“当事者”6組が経験した対話と葛藤を記録したドキュメンタリー映像である。

「ファッションデザインの役割とは、 様々な個性と生き方を拡張し、新たな人間像を表現することにある。 僕は今回今まで味わったことのない人間像を目の当たりにした。」山縣良和(「ここのがっこう」)。
気鋭の若手ファッションデザイナーを世界に輩出し続ける私塾「ここのがっこう」。本作では、卒業生と在校生から選抜された6人のデザイナーが、6人の異なるモデルに向き合って作品制作に挑んだ。監督は「うたのはじまり」で知られる河合宏樹。作品完成までの数ヶ月、悪戦苦闘しながらもそれぞれの個性に向き合った姿を記録した。

また、完成した6組の作品を紹介するクライマックスシーンでは、写真・構成をLILY SHUが、音楽を蓮沼執太が担当。インクルーシブなアプローチで表現されるファッションに挑戦する。

True Colors FASHION
ドキュメンタリー映像
「対話する衣服」
-6組の“当事者”との葛藤-

公開日 : 2021年3月5日(金)

【日本語音声ガイド版】
【日本語字幕版】
公開日:2021年3月5日(金)
公開サイト | バリアフリーなオンライン劇場
「THEATRE for ALL」より無料配信

【英語字幕】
公開日 : 2021年3月16日(火)
公開サイト : True Colors Festival 公式youtubeチャンネル

料金
無料
  • 日本語・英語字幕

  • 日本語音声ガイド

予告編映像

6組のデザイナーとモデルの
コラボレーション

  • 斎藤幸樹

    斎藤幸樹

    1990年青森県生まれ、青森県育ち。 東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科インテリアデザイン専攻、2013年に卒業。 その後「ここのがっこう」でファッションを学び、渋谷ファッションウィークに参加。 制作した服がVogue talentsに掲載される。

  • カイト

    カイト

    1997年生まれ。世界ダウン症水泳選手権大会に2度出場。2018年のカナダ大会では男子100m背泳ぎ・50m背泳ぎ ・男子200mメドレーリレーと、3種目のアジアレコードを更新。令和元年度第一回、第二回目黒区スポーツ表彰受賞。2022年ダウン症世界水泳で、背泳ぎで金メダル獲得を目指す。この企画で初めてトランスジェンダーを公表し、モデルデビュー。

  • SiThuAung(シートウアン)

    SiThuAung(シートウアン)

    ミャンマー出身。シンガポールで工学 xビジネスを修学中に、ファッションに興味を持ち、卒業後ファッションを探求するため来日。 現在、文化服装学院、「ここのがっこう」アドバンスドコース、クリエイションの学び場「me」在学。Rakuten Fashion Week TOKYOの「AREA 3.0」にて合同ファッションショーに参加。

  • アオイヤマダ

    アオイヤマダ

    2000年生まれ。Nullburich、米津玄師、夏木マリ、DAOKOなどのMVに出演する他、ダムタイプの新作舞台「2020」、パリコレクションにてファッションブランド「ENFOLD」にてパフォーマンス。11月中旬「星の王子さま –サン=テグジュペリからの手紙–」出演。野菜からインスピレーションを受け、家で撮影した野菜ダンスも話題となる。

  • 市川秀樹

    市川秀樹

    1987年山梨県生まれ。大学卒業後、音楽活動を始める。ラーメン屋で7年間アルバイトをする。 その後舞台装飾製作会社で働く。 現在は「ここのがっこう」に所属し、タイベックや中華料理屋の暖簾を使った服作りなど、従来の姿形とは異なる完成形を模索し様々なアプローチでファッションに挑戦する。 「この世界は私の偏見でできている」をすべての創作活動のテーマにしている。

  • 大前光市

    大前光市

    交通事故で左足を失った義足のダンサー。役を表現する力と自己表現力のバランスが生みだす唯一無二のダンススタイルでプロとして活躍する。Chacott「トリピュア」イメージキャラクター、しながわ2020スポーツ大使、舞台やメディアの出演歴・受賞歴多数。学研プラス「ぼくらしく踊る」著者。

  • タキカワサリ

    タキカワサリ

    美術系高校卒業後、美大浪人を経て大学教授だった美術家の元で働く。美術家の元を離れ一切の造形活動を辞め、転々と仕事につく。のちにアパレル店員として社員になるも、もう一度造形活動を始める事を決意し服飾系専門学校入学。「ここのがっこう」と出会い、ダブルスクールで服作りを学ぶ。服飾系専門学校は中退し、現在に至る。

  • ちびもえこ

    ちびもえこ

    1995年、軟骨無形成症として生まれ岩手県で育つ。2014年に上京し専門学校に通った後、2017年、持ち前のお尻とスーパーO脚を生かしてパフォーマーデビュー。様々なイベントやMV、映画に出演。さらに2018年、日本初の小人バーレスクダンサーとしてデビュー。小人シーンを盛り上げるべく活動中。

  • 田畑大地

    田畑大地

    1989年生まれ、沖縄県出身。 陸上自衛隊、映像制作の経験を経て 2017年より「ここのがっこう」に通う。家族や自己との関わり、自衛隊での体験、それらを服で表現している。 フェスティバル/トーキョー19『移動祝祭商店街』の衣装を担当。『1 GRANARY ”Designers to Hire 2020"』に参加。

  • 葦原海

    葦原海

    16歳の時の事故により車椅子ユーザーとなる。2016年秋、NHK番組内で行われたファッションショーをきっかけに、モデル・タレント活動を始める。2020年東京オリンピック・パラリンピック公式イメージ動画にも出演。歩いていた頃と、事故の後では視野が変わり、今ある障害者と健常者の壁、不必要な固定概念を、エンタメの力で壊そうと今に至る。

  • 八木華

    八木華

    1999年東京都生まれ。都立総合芸術高校卒業後「ここのがっこう」で学ぶ。2019年に欧州最大のファッションコンテスト「ITS(International Talent Support)」のファッション部門ファイナリストに最年少の19歳で選出される。

  • 須川まきこ

    須川まきこ

    京都造形芸術短期大学専攻科卒業。国内外で個展を発表し、アート活動を続ける。紀の国トレイナートではJR「南部駅」駅舎に絵を描き、JR西日本公認アーティスト駅長に任命。義足ユーザーで、義足のファッションショーでは衣装デザインも行う。画集として「Lady Amputee in powder Room」、「Melting」、「Lace Queen」等を出版。


  • 河合宏樹

    河合宏樹

    ドキュメンタリー監督

    学生時代から自主映画を制作。東日本大震災以降は、ミュージシャンやパフォーマーらに焦点を当てた撮影を続けた。2014年に古川日出男らが被災地を中心に上演した朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動に密着したドキュメンタリー作品『ほんとうのうた〜朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って〜』を発表。2016年、七尾旅人が戦死自衛官に扮した初のライブ映像作品『兵士 A』を監督した。2017年には飴屋法水と山下澄人の初タッグ作品『コルバトントリ、』の公演を映像化。2020年2月に“ろう”の写真家、齋藤陽道の子育てを通じコミュニケーションのあり方にフォーカスした「うたのはじまり」を発表した。
    『うたのはじまり』公式HP

  • 山縣良和

    山縣良和

    ファッションデザイナー

    2005年セントラル・セント・マーチンズ美術大学を卒業。在学中にジョン・ガリアーノのデザインアシスタントを務める。2007年にリトゥンアフターワーズを設立。2008年より東京コレクションに参加。2014年に毎日ファッション大賞特別賞を受賞。2015年には日本人として初めてLVMHプライズに選出。またファッション表現の研究、学びの場として、2008年より「ここのがっこう」を主宰。2020年より渋谷パルコ9Fに新設された10代のための学び舎「GAKU」のディレクターを務める。
    https://www.writtenafterwards.com/

  •  

    「ここのがっこう」

    ファッションの本質を学ぶ学校として、2008年に山縣良和によって設立。2014年、日本で初めてセントラル・セント・マーチンズ美術大学ファッション学部とのコラボレーション授業を開催。2019年には、山縣がBusiness of fashionが主催するBOF 500に選出。現在活躍する多くのデザイナー、アーティストを輩出している。
    https://www.coconogacco.com/

アクセシビリティを通して、様々な感覚にファッションを伝える試み

五感の可能性を引き出し、衣服を視覚だけに頼らず感じて頂く為に、言葉や音、そして、写真を使い重層した時間を表現し、その衣服の魅力あるイメージを伝えるコラボレーション制作にクライマックスシーンで挑戦しました。

モデルの声や作品の素材音、シューティングの時に発生する環境音などを音楽家・蓮沼執太が構築し、 写真家・LILY SHUがドキュメント写真をコラージュすることで、蓄積された時間をも感じる新しいファッションの楽しみ方を提示しています。インクルーシブなアプローチで表現されるファッションを是非体験してみて下さい。

下記、監督の河合宏樹が制作中に、参考にした文献より一文を引用させて頂きます。

“対話においては、合意や調和(ハーモニー)を目指す必要はない。
むしろ「違っていること」こそが歓迎される。
共感を大切にしながらも、自分と相手の「違い」を掘り下げること。
異なった意見が対立しあわずに共存している状態を
対話実践では「ポリフォニー」と呼ぶ。”――斎藤環(精神科医)
出典:斎藤環・與那覇潤「心を病んだらいけないの?」(新潮選書)より

サウンドデザイン

蓮沼執太

1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、などでの制作多数。また、映像、 サウンド、立体、インスタレーションを発表し、個展形式での展覧会を活発に行っている。主な個展に『 〜 ing』(資生堂ギャラリー 2018)など。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
http://www.shutahasunuma.com/

写真・構成

身体性と行為、個人の在り方とそれぞれとの関わり方、その先にある主体性と空間の問題について関心を持ちながら制作を続けている中国出身のLILY SHUが、デザイナーとモデルの思いに耳を傾けながら、作品の魅力を様々な表現や手法で写真に収めていきました。それぞれの個性が輝く瞬間を切り取った作品の数々をご覧ください。

LILY SHU
(リリー・シュウ)

1988年中国黒龍江省ハルビン市生まれ。一個体の身体的実存からはじめ、空間・光・物質の宇宙論的アプローチをたどりながら、可視と不可視の政治学、越境する想像力をテーマに制作に取り組んでいる。
https://www.lilyshu.com/

関連展示
True Colors FASHION
「対話する衣服」展

2021年3月15日(月)〜3月31日(水)
11:00〜20:00

会場:SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE /
Scene12(東京都渋谷区渋谷二丁目24-12)

True Colors FASHIONのプロジェクトを通して制作された6体の作品群と、それらを撮影したLILY SHU の写真を「SHIBUYA FASHION WEEK」内で展示する。
彼らの創作過程を追い続けたドキュメンタリー映像(河合宏樹監督)も同時配信。
多様性に対する様々な視点と個々の輝きをご覧下さい。

展示企画 一般社団法人DRIFTERS INTERNATIONAL、ここのがっこう、LILY SHU
展示主催 渋谷ファッションウイーク実行委員会、日本財団DIVERSITY IN THE ARTS、一般社団法人DRIFTERS INTERNATIONAL
展示協力 THEATRE for ALL、日本コパック株式会社

クレジット

デザイナー 市川秀樹
斎藤幸樹
SiThuAung
タキカワサリ
田畑大地
八木華
モデル アオイヤマダ
葦原海
大前光市
カイト
須川まきこ
ちびもえこ
プランナー・
アドバイザー
山縣良和(ここのがっこう)
キャスティング Oi-chan
写真・構成 LILY SHU
音楽 蓮沼執太
音源協力 アオイヤマダ
エンジニア 葛西敏彦(studio ATLIO)
撮影 渡辺俊介、近江浩之
ドキュメンタリー監督 河合宏樹
制作進行 城光寺美那・山本さくら、
佐藤啓太(ここのがっこう)・大草桃子(ここのがっこう)
プロデューサー 金森香(一般社団法人DRIFTERS INTERNATIONAL)
主催 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS
一般社団法人DRIFTERS INTERNATIONAL
共催 文化庁THEATRE for ALL株式会社precog
令和2年度戦略的芸術文化創造推進事業『文化芸術収益力強化事業』
協力 ここのがっこう、GAKU、B1-A

「世界はいろいろ」である

トランペット奏者/ True Colors JAZZスペシャル・アーティスト

黒田卓也

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True Colors Festival 2020/2021

True Colors Festival(トゥルーカラーズ フェスティバル)は、パフォーミングアーツを通じて、障害・性・世代・言語・国籍など、個性豊かな人たちと一緒に楽しむ芸術祭です。誰もが居心地の良い社会の実現につなげる試みです。

世界的な危機により、私たちは身近な人たちと引き離される経験をしています。でも、だからこそ人とつながること、共に楽しむことの大切さを再認識しました。

新たな環境で、アーティストと観客が、どうやって体験を共有し、共に楽しむことができるのか。みなさんと一緒に考えながら、プロジェクトを展開していきます。

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