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True Colors DANCE

Vol.9:True Colors SPECIAL LIVE × CARAVAN Performers! イベントレポート

Vol.9
True Colors SPECIAL LIVE
×
CARAVAN Performers!
イベントレポート

ポーズをとるキャラバンパフォーマーズをステージ引きで撮っている写真

ダイバーシティを体感する一夜かぎりの
スペシャルな音楽ライブに
CARAVAN Performersが出演!

スペシャルライブ公式サイトトップのロゴと、多様な人がマイクや楽器をもったり手話表現をしているイラスト。

こんにちは。True Colors CARAVAN広報チームの平原です。
2022年9月22日(木)に開催された、いろとりどりのアーティストたちが織り成すダイバーシティなステージ「True Colors SPECIAL LIVE」に、CARAVAN Performers(以降Performers)が出演しました!
今回のCARAVANマガジンでは、豪華な出演者の皆さんと一緒にTrue Colors SPECIAL LIVEを盛り上げたPerformersの2日間(リハーサル、当日)の様子をお届けします。

〈お知らせ〉
True Colors SPECIAL LIVEの様子は、11月12日(土)午後3時からのNHK Eテレで放映予定です! ぜひ、ご覧ください。

True Colors SPECIAL LIVE
2022年9月22日(木)NHKホールにて開催

出演(敬称略)
穴澤 雄介、井上 芳雄、ILL-Abilities(イルアビリティーズ)、川崎 昭仁、紀平 凱成、CARAVAN Performers、平原 綾香、MORIKO JAPAN(森 仁志)、Little Glee Monster、わたなべちひろ
トークゲスト:ryuchell
手話パフォーマー:Kuniy、RIMI
司会:ウエンツ 瑛士、LiLiCo
手話通訳:麻生 かおり、武井 誠

主催:日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS
助成:日本財団
企画制作:株式会社NHKエンタープライズ

まずは前日のリハーサルから

NHKホールのステージ上に立つリハーサル中のキャラバンパフォーマーズをステージ後方からとった写真。前方に無人の観客席が広がっている。

True Colors SPECIAL LIVE前日の9月21日。リハーサルのためNHKホールに集ったPerformersを訪ねました。

  1. 楽屋で机に座り打ち合わせをするキャラバンパフォーマーズ

    真剣に資料を確認中のPerformers

    今回のステージに参加するのはDAIKIさん、かんばらけんたさん、かのけんさん、Eriさん、HARUKIさん、徳永啓太さん、SOCIALWORKEEERZよりNAGAさん、TOMOYAさんの8名です。

  2. 立ち位置の資料を表示したスマホを見るNAGAさんとEriさん

    紅白歌合戦の会場としても知られるNHKホールで、2000人もの観客の皆さんを前にパフォーマンスをする今回のステージ。
    しかもテレビ番組の撮影も同時進行とのことで、屋外で行ういつものCARAVANとは異なる現場ですが、Performersはふだん通りのなごやかな雰囲気で打ち合わせを進めていました。

  3. ステージ裏にある大きな鏡を見ながらパフォーマンスのすり合わせをするDAIKIさんとHARUKIさん

    HARUKIさんとパフォーマンスの確認をするDAIKIさん

    リーダーのDAIKIさんにスペシャルライブへの思いを聞くと、「CARAVANは別府を残すのみです。クライマックスに向けたこのタイミングで、出発式以来また東京に帰ってきて、このメンバーでもう一度踊れることを光栄に思います。ただいまっていう気持ちでやらせてもらっていますし、旅の成長過程を見て感じていただけたら嬉しいです」と意気込み。

  4. 打ち合わせをする伊豆さんとかんばらさん。

    演出・振り付けの伊豆牧子さんは、「いつものCARAVANとは違う雰囲気を味わえています。Performersがこれまでやってきた活動をたくさんの人に見てもらえるのが嬉しいですし、これまで全国で出会った方々にもテレビで見てもらえたら、またこの取り組みの意味を考えたりつながりが深まる機会になるんじゃないかなと思っています」とおっしゃっていました。

  5. 集まって立ち位置の確認をするキャラバンパフォーマーズ。真ん中に口の形が見えるマスクをした手話通訳者がいる

    リハーサルでは2名の手話通訳者さんがCARAVANチームに付き添って情報保障をしてくださいました。

    他のメンバーも、「会いに行けなかった地域の人たちにもテレビで届けられるので嬉しいですね(かんばらさん)」、「今回は有名な方々も出演されるので、みんなと一緒に舞台をつくりながら、いつものように自分らしくパフォーマンスをしていきたい(かのけんさん)」など、それぞれのステージに向かう思いを聞かせてくれました。

  6. カメラに向かってポーズを決めるMORIKO JAPANさんとその両脇にいるパフォーマー2名(今回はチームとして3名で参加)

    控室が同室だったのは、白杖を使用したブレイクダンスで活躍するMORIKO JAPANさん。明日のステージではCARAVAN Performersと一緒にチームジャパンとして、ダンスバトルにも出演されます。「ぶちかまします!」と熱いコメント!

    順番が来て、Performersはステージ裏へ。

  7. ステージ裏のロビーでNHKのカメラの取材を受けるキャラバンパフォーマーズ

    テレビ(11月12日午後3時からNHK Eテレで放映予定)の取材も受けました。

  8. リハーサルの様子を観客席の後ろから撮った写真。たくさんの人がステージ上にいる。

    ステージへ移動し、各種段取りや立ち位置の確認、調整が進められていきます。

  9. DAIKIさんを中心にしてステージ上で打ち合わせをするキャラバンパフォーマーズ

    スタッフの数も多く、普段のキャラバンの5倍くらいはいらっしゃる感じ。

  10. キャラバンパフォーマーズの衣装

    Performersの衣装もスタンバイOK!

    出演者同士のコラボ企画もたくさんあるので、この日は22時過ぎまでリハーサルが続きました。みなさんお疲れさまでした!

主催のDITAさんインタビュー&鑑賞サポート

DITAの野崎さん、大塚さん、横田さん 。野崎さんと横田さんはトゥルーカラーズフェスティバルのポスターを手に持っている。

左から野崎さん、大塚さん、横田さん

True Colors SPECIAL LIVEを主催するのは、日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS(以降DITA)さん。CARAVANでも一緒に全国を巡っているDITAのみなさんに、SPECIAL LIVEへの思いを聞きました。

大塚さん
「今年ずっとやってきたCARAVANや、True Colors Festival in アゼルバイジャンなどで関わっているみんなの力が一気に集まる機会だと思います。考えただけでわくわくします。
今回の企画制作に関わった方たちからも、手話通訳者や手話パフォーマーが舞台にいたり、アクセシビリティのさまざまな工夫が会場にあることが、自分たちにとってもよい気づきになっているという声をいただきました。明日、楽しみたいです!」

横田さん
「リハーサルでCARAVANのテーマソングが流れた瞬間に鳥肌が立ちました。全国各地でコツコツとやってきたCARAVANが、これまでの時間を背負って大きなステージではどのような活躍を見せてくれるのか、すごく楽しみです」

野崎さん
「今日を迎えて、これまで関わってきてくださった方大集合で、お祭り感がありますね。すごく楽しみにしています」

  1. グッズ販売ブースを眺めるお客様をご案内している田村さん

    グッズ販売ブースでご案内する田村さん(左)

    田村さん
    「いろんな人が広く見られるテレビという場でこのステージを知っていただいて、たくさん反応が返ってくることを楽しみにしています」

    会場にいる誰もが楽しめるよう、SPECIAL LIVEでは鑑賞サポートも工夫されていました。少しご紹介します。

  2. 舞台でパフォーマーの横に立ち手話パフォーマンスをするRIMIさんとクニーさん

    〈手話通訳・手話パフォーマンス〉
    舞台には、手話通訳者さんと、音楽や歌詞の内容を手話で表現する手話パフォーマーがいます。写真左側のお二人は、手話パフォーマーのRIMIさんとKuniyさん。

  3. 字幕編集用のパソコン画面

    〈日本語字幕〉
    ステージ両脇にある画面には、日本語字幕が投影されました。

  4. 観客席に設置されたボディソニック

    〈ボディソニック〉
    ボディソニックは、全身で音圧を知覚させる体感音響システムです。振動装置が組み込まれたポーチとザブトンクッションを使用すると、音が振動で直接体に伝わり、聴覚に障害のある人も音楽を楽しむことができるのだそう(協賛:パイオニア株式会社)

  5. 胸に「手話」と書かれたハートのバッチをつけたサポートスタッフ

    〈サポートスタッフ/手話スタッフ〉
    手話通訳ができる案内スタッフや、ヘルプが必要な方のサポートスタッフ。胸に「お手伝いします。お声がけください」と書かれたハートのバッジをつけて来場者対応をしていました。

    ほかにも、車椅子に座ったまま鑑賞できる車椅子席や、補助犬同伴席、舞台上の手話通訳が見えやすい席なども用意されていました。
    誰もがそれぞれにとって心地よく舞台を楽しめるアクセシビリティには、きっとこれで全部OKといえる終わりはないのですが、会場の各所におもてなしの工夫が散りばめられているのを感じました。

True Colors SPECIAL LIVE当日。
前説は猪狩ともかさんと難聴うさぎさん

NHKホール外観

NHKホール入り口

9月22日。いよいよステージ当日です。まずは開場したNHKホールロビーへ。

  • ロビーに貼られたフェスティバルのロゴポスターと、取り組み紹介ポスター6枚

  • ロビーにあるキャラバンの紹介ポスター

CARAVANのポスターもありました!

  1. 販売ブースにある、異なる色、デザインのTシャツ3枚

    オリジナルグッズの販売も。「WEAR YOUR True Colors プロジェクト」のTシャツ、かわいい。

  2. 前説のステージに立つ猪狩ともかさんと難聴うさぎさん 、手話通訳さんが手をひらひらさせる拍手の手話を表現している様子。また、観客席の人が拍手をしている手も写っている

    猪狩ともかさんと難聴うさぎさんの隣には、手話通訳の武井誠さんと麻生かおりさん

    そして、True Colors SPECIAL LIVE公式応援サポーターの猪狩ともかさんと、難聴うさぎさんによる前説がはじまりました!
    難聴うさぎさんは、北九州で開催したCARAVANにも応援に来てくださいました。
    会場のアクセシビリティーや、手をひらひら揺らす手話の拍手も教えてくれました。コロナ禍で大きな声は出せないけれど、ひらひらの強弱で見ている人の気持ちもステージに届けられますね。

SPECIAL LIVEオープニング。
Performersもステージに登場!

オープニング曲で踊るかのけんさん、TOMOYAさん、HARUKIさん、NAGAさん

いよいよTrue Colors SPECIAL LIVEがはじまりました。ステージにMCのウエンツ瑛士さんとLiLiCoさんが登場し、True Colors SPECIAL LIVEの開催を宣言。

「ダイバーシティって何?」「多様性」「多様性ってなに?」「人それぞれが違うこと?」「ここで、なにかを見つけるステージにしましょう!」と呼びかけ、オープニング曲『ハッピー(ファレル・ウィリアムス)』がはじまりました。

  1. オープニング曲で踊るMORIKOJAPANさん、DAIKIさん、Eriさん、かんばらさん、徳永さん

    出演者全員が舞台に集合し、平原綾香さん、Little Glee Monsterさん、わたなべちひろさん、井上芳雄さん、MCのお二人が生バンドで歌いながら、Performersも真ん中に出てそれぞれのパフォーマンスを披露!

CARAVAN Performersによる
パフォーマンス&トーク

Little Glee Monsterさん、わたなべちひろさんによる歌とピアノの圧巻のステージに続き、CARAVAN Performersのコーナーへ。

“多様な背景を持つパフォーマーが半年かけて全国6か所を巡りました。目印は黄色のスクールバス。違いに気づき認め合うことで、新しい風景を見せてくれます”
というナレーションとともに、MCのお二人も、

「二日間、リハと本番を通じて全国各地を巡って、お客さんと一緒に作るのがひとつのテーマなんですよね(LiLiCoさん)」
「生の感覚も大事にしながら(ウエンツさん)」
「ケミストリーを楽しみながら(LiLiCoさん)」
と素敵に紹介してくださいました。

CARAVANバスのクラクションが「プップー!」と鳴り響き、舞台に青い光が灯って、DAIKIさん&HARUKIさんによるオープニングアクトがはじまりました!

踊るDAIKIさんとマイクを片手にヒューマンビートボックスをするHARUKIさん

HARUKIさんのヒューマンビートボックスの重低音に合わせて舞うDAIKIさん。いつもの光景が今日は一段と眩しく見えます。

  1. ダンサーのパフォーマーズが集まって踊っている様子

    Performersも続々登場。みんないつもと変わらず伸びやかー。
    MORIKOジャパンさんもステージへ。
    客席も一緒に、2000人でコール&レスポンス!

  2. ステージ上でパフォーマーズが手拍子をしている様子

    パフォーマンスが終わり、MCのウエンツさんとLiLiCoさんとのトークでは、「大きな拍手をいただいてうれしくて感無量です。すでに僕は泣きそうでした笑」とDAIKIさん。

    ウエンツさんから特に印象に残っているエピソードを聞かれると、
    「日本全国あちこちでパフォーマンスをした中で、北海道の札幌だけ雨が降ったんです。みなさん雨に濡れていい感じの効果が出ていて、すごくかっこよかったです」とかのけんさんが手話で答えます。

    今日のパフォーマンスのポイントを聞かれると、かんばらさんが「いろんな特性を活かした振り付けになっています。障害などわかりやすいものだけではなく、それぞれの性格も含めた特徴を活かしたパフォーマンスになっていて、それがポイントになっていると思います」と説明していました。

  3. 観客に向けて種をまく演技をするパフォーマーズ

    「出発式の恵比寿から全国を巡り、ラスト1都市の別府を前に、もういちど東京に戻って来ることができてうれしいです。僕たちの前向きな成長を感じてもらえたら。各地では、何も知らない状態で足を止めて見てくれたくれた方々がたくさんいました。一人ひとり何を感じてどんな花を咲かせるか、楽しんでいただきたいなという気持ちで、種をまきにいっています」と、DAIKIさんが変わらぬメッセージを発信して、CARAVAN Performersコーナーが終了しました。

豪華ステージの数々と、ryuchellさん、DAIKIさんのトークも

その後はピアニスト紀平凱成さんの演奏、平原綾香さんとギタリストの川崎昭仁さんによる『Jupiter』コラボ、MORIKO JAPANさんのパフォーマンスが続きます。
LiLiCOさんはこの取り組みのテーマでもある『トゥルー・カラーズ(シンディ・ローパー)』を熱唱。別府CARAVANにゲストアーティストとしてご参加くださる穴澤雄介さんのバイオリンと、ウエンツさんタップダンスのコラボも。

ミュージカル俳優 井上芳雄さんの『人生は夢だらけ(椎名林檎)』には、Performersも参加し、かのけんさんが手話で「人生は夢いっぱい」と表現し、井上さんも手話で「ありがとう」と返す場面もありましたよ。
「限界はない!」というメッセージを広く伝えるために設立された、Bボーイ、ブレイクダンサーからなるILL-Abilitiesの圧巻のパフォーマンス。

出演者のみなさんがまぜこぜになって、色鮮やかな才能が次から次へと溢れ出すステージの数々。きらびやかでパワフルで、たぶんこれ全部詳しくレポートしたら論文並みの長さになるよねって、ステージを見にきていたTCFライター仲間と話していました。すごかったです。

True Colors Festivalアンバサダーの ryuchellさんも駆けつけてくれました。 CARAVANマガジンVol.1でも多様性についての思いを話してくれた ryuchellさん。自分の色について聞かれると、「期待に応えようと自分の色を無くしていく感覚があったり、みんなに応えていこうとする感覚で悩み続けていたんですね。だからいまでも自分探しの色なんです」と飾らない気持ちを届けてくれました。

ダイバーシティについては、「生きていると自分と違う色って必ずあります。それを理解できなくても認めるという絶妙なニュアンスが実現できた時に、ダイバーシティっていうんじゃないかなって。それを言葉だけでなく体現していきたいです」とryuchellさん。

ウエンツさんの「お互いに尊重しあって、時にはぶつかることもあるでしょうけど、そこからしか生まれないものもきっとあると思います。エンタメの力ってすごいですね」というコメントに、
「エンタメのパワーがもらえたら価値観が変わりますよね。強要するんじゃなくて共有する考えを持とうとか、愛のあるパワーを吸収できると思います」とおっしゃっていましたよ。

みなさんのお話を受けて、「多種多様という言葉が溢れすぎているくらいで、これが社会のあるべき姿だなというのをパフォーマンスを通じて感じています。言葉にしなくても、自然にあらゆるところ、すべてのところで楽しめて自分らしくいられる社会をつくることにつながればいいなと考えています」とDAIKIさん。

あたたかい気持ちになるみなさんのトークでした。

チームジャパン vs ILL-Abilities
白熱のTrue Colors ダンスバトル

DJの徳永さんと、徳永さんを両手で紹介するパフォーマーズ

後半になり、CARAVAN PerformersとMORIKO JAPANによる「チームジャパン」と、ILL-AbilitiesによるTrue Colorsダンスバトルがはじまりました。

DJを務める徳永啓太さんはリハーサルのときに「曲が多くて大変!」と言っていましたが、ステージがはじまるといつも通りの余裕感。今回来日できなかったILL-AbilitiesのDJ Kropsさんの選曲もかっこよく流していました。

True Colorsダンスバトル1戦目は、かんばらけんたさん VS. BBOY JUNIOR (ジュニア)さんです。

  1. 車椅子の上で逆立ちをするかんばらさん

    車椅子を使ったダイナミックなパフォーマンスで会場を沸かせるかんばらさん。

  2. ブレイクダンスをするジュニアさんを、パフォーマーズが笑顔で取り囲んでいる

    BBOYジュニアさんは世界のトップブレイクダンサーで、もはや伝説の人物であると舞台裏で話していたPerformers。憧れのジュニアさんとの共演、めちゃくちゃうれしそう!

    2戦目はMORIKO JAPANさん VS. Perninha(ペルニーニャ)さんです。

  3. 白状を片手に逆立ちをするMORIKOJAPANさん

    MORIKO JAPANさんの白杖がパフォーマンスの一部になってる!

  4. 笑顔で踊るペルニーニャさん

    笑顔が素敵なペルニーニャさん。この後大技炸裂しまくり。

    最後はDAIKIさん VS. Samuka(サムカ)さんです。

  5. 勢いよく踊るDAIKIさん

    力強くて時にお茶目な、DAIKIさんらしさ全開のクランプ!

  6. 片足をバネに宙に浮かぶ大技のサムカさん

    サムカさん、飛んでいます。すご!

    バトルの最後はハグに握手に。みなさんの様子を見て、言葉はいらないんだなぁ、と身体表現の力をしみじみ感じました。

  • 笑顔で手を合わせるDAIKIさんとサムカさん

  • 笑顔で抱きつくMORIKOJAPANさんとペルニーニヤさん

  • 両手を硬く握り合い拳に額を合わせるかんばらさんとジュニアさん

バトル終了と同時にCARAVANのテーマソングが流れ、Performersは中央へ。これまで全国各地で届けてきたパフォーマンスを披露します。共にCARAVANを巡ってきたわたし的この日一番の感動ポイント。

  • ステージ中央で演技をするキャラバンパフォーマーズ

  • イルアビリティーズのメンバーのもとに行き話しかけている様子のNAGAさん、TOMOYAさん、Eriさん

踊り終えるとILL-Abilitiesさんのところに押しかけて「もっと踊ろうよー」と誘いかけるPerformers。

  1. 大技を披露するイルアビリティーズさんと盛り上がるキャラバンパフォーマーズ

    みんなとにかく楽しそうー。見ているこっちもわくわくして、ここがどこだかわからなくなるような世界観を堪能しました。

  2. バトル出演者全員が映っているステージ引きの写真

    チームジャパン& ILL-Abilities、お疲れさまでした!

    最後は出演者全員で『サー・デューク(スティーヴィー・ワンダー)』を歌って踊って、ステージは終演しました。
    LiLiCoさんの「すごい才能、すごい感性、今日、眠れないかもしれない!」という言葉に深く共感。特別で忘れられない時間となりました。

最終地点の別府、そして集大成となる
THE CONCERT 2022へ

終了後のステージ裏で記念写真をとるキャラバンパフォーマーズ、イルアビリティーズさん、MORIKOJAPAN、伊豆牧子さん

お疲れさまでしたー!

今回のTrue Colors SPECIAL LIVEの様子は、11月12日(土)午後3時からのNHK Eテレでも放映予定です。ぜひご覧ください!

そして次は10月23日、全国CARAVAN の最終地点となる別府へ。

Performers がSPECIAL LIVEでもご一緒した、別府のゲストアーティスト 穴澤雄介さんからも、「大分は障害者スポーツの発祥の地というくらい、障害者の活躍を後押しする基盤がある地であり、日本における西洋音楽発祥の地とも言われています。なので、別府もきっとスペシャルなステージになると思います」とメッセージをいただきました!

>True Colors CARAVAN in Beppu

さらに、別府後は、コロナで3年間延期されていた「True Colors Festival THE CONCERT 2022」が11月19日、20日の2日間開催されます。
アメリカン・ポップの女王、ケイティ・ペリーさんはじめ、世界12カ国から100名のパフォーマーが来日するとのこと!

>True Colors Festival THE CONCERT 2022

そもそもCARAVANがスタートしたのは、このTHE CONCERTの開催延期があったから。開催できない間も止まらず、全国にダイバーシティ&インクルージョンの種をまきつづけようという趣旨で始まったのがTrue Colors CARAVANでした。
CARAVANの終着は、THE CONCERT 2022へとつながっていきます。

THE CONCERT 2022には、DAIKIさん、かんばらさん、かのけんさんも別ユニットで出演されます。最後に、意気込みを聞きました。

DAIKIさん
「僕とかのけんはBOTAN & DAZZLE(日本)というチームで出演させていただきます。CARAVANとは違う作品ではありますが、True Colors Festivalの中というのは変わりません。CARAVANで培った僕ら自身の種を持って、コンサートにもつなげていけたらいいなと思います」

かのけんさん
「新作のパフォーマンスを披露する予定なので、これから練習を頑張りたいと思います。楽しみにしていてください!」

かんばらさん
「THE CONCERTにはソロで出させてもらいます。声をかけていただいたのが3年前。コロナで延期になって、ついに!という気持ちでいます。楽しみです」

True Colors CARAVAN in Beppu 、そしてTHE CONCERT2022。ぜひ体感しにいらしてください。

取材・執筆:平原礼奈(True Colors CARAVAN広報チーム)
撮影:リハーサル風景:森下ひろき、平原礼奈
取材日:2022年9月21日、22日

True Colors Festival

歌や音楽、ダンスなど、私たちの身近にあるパフォーミングアーツ。

障害や性、世代、言語、国籍など、個性豊かなアーティストがまぜこぜになると何が起こるのか。

そのどきどきをアーティストも観客もいっしょになって楽しむのが、True Colors Festival(トゥルー・カラーズ・フェスティバル)です。

居心地の良い社会にむけて、まずは楽しむことから始めませんか。

知られざる手話の世界

By True Colors Festival シンガポールPRチーム

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