True Colors FASHION
武藤将胤(with ALS) x 01 x ALS SAVE VOICE PROJECT
武藤将胤(with ALS) x 01 x ALS SAVE VOICE PROJECT
ALSの難病を抱えながらも挑戦し続ける身体をサポートするファッションブランド「01 BORDERLESS WEAR」。プロデュースするのは、東芝のkoestationの技術と、オリィ研究所が開発した視線入力技術を組み合わせた「ALS SAVE VOICE PROJECT」を使い、声を失ったあとも自身の声でコミュニケーションを続ける、武藤 将胤。本プロジェクトでは、かっこよさを追求しつつも、工夫をこらすことで介護者が着せやすい洋服づくりが意識されている。今回は新作として、東信によるプリントデザインの新作のリバーシブルジャジャケットを発表する。
バックステージ・インタビューBy 落合陽一
- 日英字幕
- 手話通訳
ALSの身体から立ち上がるボーダレスな装い
出演:武藤将胤(with ALS) / 吉藤オリィ(オリィ研究所)
音声ガイド
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プロフィール
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【MODEL】
武藤 将胤ALSクリエイター / 一般社団法人WITH ALS 代表。難病ALS患者でありながら、COMMUNICATION CREATOR、EYE VDJと多彩なパーソナリティで数多くのプロジェクトを手掛けている。
過去には広告会社・博報堂にて、様々なコミュニケーションプラン立案に従事。2013年26歳の時にALSを発症。世界中にALSの認知・理解を高めるため「WITH ALS」を立ち上げ、現在は視線入力と自身の発想で様々なアーティストやテクノロジストとコラボレーションし、作品制作やコンテンツ開発に挑んでいる。 -
【ENGINEER】
吉藤オリィ株式会社オリィ研究所代表取締役CEO。
小学5年から中学3年まで不登校を経験。高校時代に電動車椅子の新機構の発明を行い、国内最大の科学コンテストJSECにて文部科学大臣賞、世界最大の科学コンテストIntel ISEFにてGrand Award 3rd を受賞、その際に寄せられた相談と自身の療養経験から「孤独の解消」を研究テーマとする。早稲田大学にて2009年から孤独解消を目的とした分身ロボットの研究開発を独自のアプローチで取り組み、2012年株式会社オリィ研究所を設立。分身ロボット「OriHime」、ALS等の患者さん向けの意思伝達装置「OriHime eye+ switch」、全国の車椅子ユーザに利用されている車椅子アプリ「WheeLog!」、寝たきりでも働けるカフェ「分身ロボットカフェ」等を開発。2018年より、デジタルハリウッド大学大学院特任教授。書籍「孤独は消せる」「サイボーグ時代」「ミライの武器」。