voice
みんな何がしかの障害のあるダンサーのチームとのバトル、というのは「True Colors DANCE」が初めての経験でした。イルアビリティーズのメンバーからは、普段出演しているバトルとはまた何か違うパワーを感じました。うまく言葉にできませんが、ダンスが本当に好きだ、という思いの力なのか、なんだか強烈で独特なエネルギーです。
オーディエンスの雰囲気にもいつもと違う面白さを感じました。今回クラブとかでなくオープンな場で行われたからか、観客のなかには初めてバトルを観た人も多かったと思います。普段“ダンサー”が集まるところで踊ることが多いので、普段とは歓声のわき方や盛り上がるシーンが違って、温かさを感じました。観る人によって気持ちがアガるところが違うって、当然のことなんですけど、面白い体験でした。普段なかなか関わることのない人たちと一緒になる新しい機会や、音楽やダンスなどを通じてみんなで一緒にアートの世界に関われる場が増えて、続いていくといいなぁと思います。