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概要


「True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 – 」は、15ヶ国・地域から40名以上の障害のあるアーティストの才能、エネルギー、思いを結集したミュージックビデオ「Stand By Me」を発表します。

世界的な新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの状況とその先の将来を見据えて、全世界で障害者をサポートする意識を高め、行動を促すことを目的として、ベン E キングの楽曲で、国や世代を超えて親しまれる「スタンド・バイ・ミー」を再編成したオリジナルミュージックビデオを制作しました。

#StandByMeは危機を共に乗り越えていく最中にあっても、障害者を含め、誰も置き去りにせずに寄り添い合う世界を目指すためのステートメントです。FacebookInstagramで@ truecolors2020をフォローし、取り組みの背景にある課題やアイディアにもぜひ触れてください。

ご存知ですか?


さまざまな障害
15 percent

世界の15%の人に何らかの障害があり、その数は10億人以上と言われています

さまざまな歩行補助
1 billion

世界で10億人以上を数える障害者は一番大きなマイノリティーのグループのひとつと考えられます。

地球儀と統計グラフ
わずか21パーセント

世界およそ200か国のうち21か国だけが慢性疾患と障害に関するデータを収集しています。

車椅子で押されている人
80 percent

80%の障害はコアな生産年齢にあたる18歳から64歳の間に生じる後天的なものです。

80 percent

世界で約1億人の障害のある子供のうち80%が開発途上国に住んでいます。

ペン、紙、通学バッグ
95 percent

障害のある子どものうち95%は小学校または中学校に行っていません。

コンピューターのスクリーン
Only 4 percent

障害者のニーズや好みを考慮して商品やサービスを提供している企業はわずか4%です。

障害とドル記号
USD 8 Trillion

世界中の約13億人の障害者に友人や家族を加えるとその購買力は8兆ドルに達します。

展示に触れる指
Only 5 percent

出版される書物のうち5%のみが視覚障害者が読める形式で提供されています。

作詞にあたって


Stand By Me

Song ID: 532583
Writers: Ben E. King/Jerry Leiber/Mike Stoller
Publishers: Atlantic Recording/Belinda Aberbach Stevenson Agar Revocable
Trust/Imagem Music Inc OBO Susan Aberbach Revocable Trust/Sony/ATV Songs
Updated version produced and arranged by Dr Sydney Tan

夜のとばりが落ちて
地上が暗闇に包まれて
月だけが唯一の明かりになっても
怖くなんかない
ちっとも、怖くなんかない
君がそばにいてくれる限りは

だから、大切な人よ、そばを離れないで
そばを離れないで
そばにいて
ずっとそばにいて

見上げるこの空が
がらがらと崩れ落ちたとしても
あの山が海の中へ崩れていってしまったとしても
泣かないよ
涙なんてこぼさない
君が僕のそばにいてくれる限りは

だから、大切な人よ、そばを離れないで
そばを離れないで
そばにいて
ずっとそばにいて

Yo
そばにいて
そばにいて
わたしの
そばに
Let’s go
Yo

時にはひとりぼっちだと感じることもある
内なる悪に立ち向かいながら
(our home)
太陽が昇らないときもある
月が輝かないときもある
(moon don’t shine)
氷のように冷たくて震えながら
気が狂いそうになることだってある

Lyrics written and performed by

作詞.出演:Wheelsmith, ラッパー(シンガポール)

「Stand By Me」は、良いときにも、 苦しいときにもそれを共にする仲間がいる ことについての保証を問いかける曲です。 私のラップはその問いへの答えです。 イエス、僕はそばにいるよ。

でも怖気づかないで ぼくがそばにいる
いっしょに光を見るまで
右も 左も
前も 後ろも見てみるんだ
みんながそこにいる
隣り合わせで重圧に耐えている
焼かれるような苦しみの中にいる
今はやり過ごそう
何があろうとそばにいるよ

Lyrics written and performed by

作詞.出演:Wheelsmith, ラッパー(シンガポール)

「Stand By Me」は、良いときにも、 苦しいときにもそれを共にする仲間がいる ことについての保証を問いかける曲です。 私のラップはその問いへの答えです。 イエス、僕はそばにいるよ。

そばにいて
そばにいて
そばにいて
そばにいて
そばにいて
そばにいて

一番闇が深いときにはそばにいて
光が見えるようにそばにいて
一番必要なときにそばにいて
自分を見失わないようにそばにいて

くじけそうなときにそばにいて
今の自分でいいと思えるようにそばにいて
寂しいときにはそばにいて
自分がいるべき場所に戻れるようにそばにいて

わたしもそばにいるから

この苦しみは乗り越えられる
どんな嵐も乗り越えていつか輝ける
いつの日か全てが終わって笑い合える
一緒なら もう勝ったも同然

どれだけ夜が長く深くても
日は必ずまた昇るから
一緒に終わりまで歩んでいこう

そばにいるよ
だからそばにいてくれるよね

Lyrics written and performed by

作詞.出演:Sparsh Shah, ラッパー(アメリカ

作詞のインスピレーションは、 「Stand by Me」という楽曲の全編に通底している、 互いに寄り添い合うというメッセージから来ています。 前半では、誰かのそばにいることの意味を表現した いと考えました。後半では誰も取り残されずにいつかこ の危機を乗り切れるから、嵐が過ぎ去るまでの間も自 分たちに誇りを持って胸を張っていようということを伝え たいと考えました。

アーティストの紹介


Adrian Yunan
エイドリアン・ユナン

インドネシア出身のシンガーソングライター。病によって視力を失ってから、聴覚をより研ぎ澄ませるようになった。2017年にソロスタジオアルバム「Sintas」、2019年にシングル「Mencar」をリリースし、2019年にはソロコンサート「AKRABI ADRIAN YUNAN」を開催。自らの音楽的アイデンティティを再定義するために挑戦を続けている。

Aliènette Coldfire
アリエネット・コールドファイア

アリエネット・コールドファイアの名で広く知られているカチェリ・ジュエル・ゴルビンは、生まれた時から視覚障害があり幼い頃から歌い始めた。エディット・ピアフに魅了され、SNSやネイティブスピーカーとのコミュニケーションを通じてフランス語を独学で習得。マライア・キャリーの「I'll Be There」のカバーが話題になり、2016年にはフランスのオーディション番組「La France a un Incroyable Talent」に出演し3位に入賞。フランスとフィリピンの曲を混ぜたレパートリーを披露している。

Kazuyo Morita
森田かずよ

先天性の障害(二分脊椎症・先天性奇形・側湾症)を持って生れる。18歳より表現の世界へ入り、自分の身体と向き合い、表現の可能性を考えながら、義足の女優&ダンサーとして活動している。ダンス・演劇の枠を超えて多数の公演に出演し、様々なアーティストとコラボレーションを行う。

Kim Seong
キム・ソンイル

韓国のペクソク大学でジャズピアノを専攻し、「KBS全国障害者フェスティバル」のグランプリ「キングオブキングス」賞や、韓国の「The Sound Festival」最優秀賞など、これまでに数々の賞を受賞している。

Kohshi Kishita
木下航志

未熟児網膜症の為、生後一か月で失明。2歳からピアノに目覚め演奏をスタート。10歳の時NHKのドキュメンタリーTV番組にて紹介される。以降、ニューヨーク国連本部でのパフォーマンスや東京での「パラフェス」、「パラ駅伝」など多方面に活躍中。

Signmark
サインマーク

ラッパー。サインマーク(本名マルコ・ヴォリヘイモ)は生まれつき耳に障害があり、手話でラップをする。2009年「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」に出演し、2位を獲得したことでメインストリームの注目を集める。同年、ワーナーミュージックからろう者アーティストとして世界初の歴史的なアルバムをリリース。国際的なリーダーとして、世界各国でろう者の権利と文化を広めるためコンサートを行なっている。

Sparsh Shah
スパーシュ・シャー

スパーシュ・シャー(別名ピュリズム)は17歳のシンガー、ソングライター、ラッパー、モチベーションスピーカー。生まれつき骨形成不全症と呼ばれる骨が非常にもろくなる病を患っている。インド伝統音楽とアメリカの声楽を学び、150以上のイベントでラップを披露。エミネムの「Not Afraid」をカバーしたことがセンセーションを巻き起こし、SNSで累計7,500万回の再生回数を記録した。

Tony Dee
トニー・ディー

歌手。生まれつき二分脊椎を患っている。英国チャンネル4のリオ・パラリンピックの広告キャンペーンに出演しオンラインと地上波の放送で1,000万回以上視聴され、数々の広告賞を受賞。以降、オーストラリア・デーやシドニー・オペラハウスでのパフォーマンスなど、数々のショーやイベントに出演している。

Wheelsmith
ウィールスミス

シンガポール出身のラッパー。4歳の時に筋ジストロフィーと診断された。自身が認められる手段としてヒップホップを探求。広く評価されるラッパー、ビートボクサー、ヒップホップアーティスト、ソングライター、音楽プロデューサーであり、2019年にはシンガポール独立記念パレードに出演。現在はオリジナル曲のデビューEPを制作中。

Yusuke Anazawa
穴澤雄介

ヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者、作編曲家。心臓と目に障害を持って生まれる。これまでに18枚のCDをリリース。NHKラジオの番組テーマ曲に2曲が採用された他、障害のあるミュージシャンが競う国際的なコンサート「第7回ゴールドコンサート」にてグランプリを受賞。年間30回以上の公演を全国各地で行っている。

ザ・ブレインダーズ

視覚障害のあるメンバー9人による台湾のアカペラグループ。「台湾国際歌唱祭」で歌い始め、優勝を果たした。3年前からグループとして台湾でのツアーを続けている。

Garry Shieh

Garry Shieh

Hank Tseng

Hank Tseng

Jenny Zhen

Jenny Zhen

Marton Huang

Marton Huang

Mia Shu

Mia Shu

Mu Guei Huang

Mu Guei Huang

Sherry Lai

Sherry Lai

Tiffeny Pai

Tiffeny Pai

Ying-Ting Shi

Ying-Ting Shi

ザ・ブレインダーズ

視覚障害のあるメンバー9人による台湾のアカペラグループ。「台湾国際歌唱祭」で歌い始め、優勝を果たした。3年前からグループとして台湾でのツアーを続けている。

ただやるだけなら一人でもできることかもしれません。でも、コラボレーションには信じられないような力があることを知っていましたか?

- Signmark, ラッパー

私にとってこのプロジェクトは世界でどんな人がどこにいようとも、テクノロジーのすばらしい力を借りてひとつになれることの証明です。

- Sparsh Shah, ラッパー

ウィー・アー・ワン

車椅子でパフォーマンスをするメンバーと聴覚と発話に障害のあるメンバーで構成されたダンスグループ。障害のあるプロの車椅子ダンサーであるフスナインによって2016年に結成。アメリカ、イギリス、カナダ、ロシア、イタリア、クウェートなど15カ国以上で公演を行っている。「Stand By Me」には7名のメンバーが参加。

Priya Kumari

Priya Kumari

Karuna Sarkar

Karuna Sarkar

Gulshan Kumar

Gulshan Kumar

Vijay Kumar

Vijay Kumar

Harbeer

Harbeer

Husnain

Husnain

Arjun

Arjun

ウィー・アー・ワン

車椅子でパフォーマンスをするメンバーと聴覚と発話に障害のあるメンバーで構成されたダンスグループ。障害のあるプロの車椅子ダンサーであるフスナインによって2016年に結成。アメリカ、イギリス、カナダ、ロシア、イタリア、クウェートなど15カ国以上で公演を行っている。「Stand By Me」には7名のメンバーが参加。

ボタン

2018年のTrue Colours Festival出場のため、様々な障害のある7名のダンサーによって結成されたチーム。それぞれ得意とするジャンルのダンスやコミュニティでの活動を続けている。牡丹の絹のような薄く大きな花びらが幾重にも重なり、毬状にまとまったその花姿と花言葉である「風格」を7名のパフォーマンスと重ね合わせ命名。「Stand By Me」にはメンバーのうち6名が参加。

Hiroko Higashino

東野寛子

Ken Kanokozawa

鹿子澤 拳

Daiki Nishimura

西村大樹

Reika Nema

根間麗華

Nagisa Takeda

竹田凪沙

Dancing Lucky Boy Soushin

踊るラッキーボーイ想真

ボタン

2018年のTrue Colours Festival出場のため、様々な障害のある7名のダンサーによって結成されたチーム。それぞれ得意とするジャンルのダンスやコミュニティでの活動を続けている。牡丹の絹のような薄く大きな花びらが幾重にも重なり、毬状にまとまったその花姿と花言葉である「風格」を7名のパフォーマンスと重ね合わせ命名。「Stand By Me」にはメンバーのうち6名が参加。

Stand By Meを歌い、この映像制作に参加することで私は自分のいるインドネシアから世界に向けて、みなさんと同じ愛や魂を持っていることをシェアしたいと思いました。共にこの危機に打ち勝ちましょう。

Adrian Yunan, 歌手/作曲家

たとえどんな困難に直面しても、人々を結びつけて、互いに寄り添い合えるように私たちが背中を押したいと思っています。

- Luca "Lazylegz" Patuelli, ダンサー

カリフ・バスカーズ

路上パフォーマンスからスタートした視覚障害のある5人組。マレーシアで最も権威のある音楽賞番組「Anugerah Juara Lagu 2015」に参加したことをきっかけに全国的な人気者となった。マレーシアのメインストリーム音楽の中で障害のあるメンバーがいる唯一のグループである。「Anugerah Planet Muzik(ミュージック・プラネット・アワード)」で同国出身だけでなく、シンガポール、インドネシア、ブルネイのミュージシャンたちと競い合った結果、「ベスト・ソング」賞を受賞。

Azmi

Azmi

Zaki

Zaki

Nirwan

Nirwan

Fendy

Fendy

Nadira

Nadira

カリフ・バスカーズ

路上パフォーマンスからスタートした視覚障害のある5人組。マレーシアで最も権威のある音楽賞番組「Anugerah Juara Lagu 2015」に参加したことをきっかけに全国的な人気者となった。マレーシアのメインストリーム音楽の中で障害のあるメンバーがいる唯一のグループである。「Anugerah Planet Muzik(ミュージック・プラネット・アワード)」で同国出身だけでなく、シンガポール、インドネシア、ブルネイのミュージシャンたちと競い合った結果、「ベスト・ソング」賞を受賞。

ドレイク・ミュージック・スコットランド

2016年に結成されたドレイク・ミュージックスコットランドは、世界で最初の障害のある若者によるオーケストラと考えられる。このデジタル・オーケストラのメンバーたちはブレイン・フィンガーズというバイオフィードバック・システムや、デジタル・ドラムパッド、ラップトップ、iPadなどを用いて演奏をする。スコットランド議会を含む様々な観客のためにオリジナル作品を演奏し、スコットランド・ナショナル・ユース・オーケストラとも共演した。「Stand By Me」にはメンバーから4名が参加。

Andrew Giffin

Andrew Giffin

Rhona Smith

Rhona Smith

Stephanie Forrest

Stephanie Forrest

Steven Thornton

Steven Thornton

ドレイク・ミュージック・スコットランド

2016年に結成されたドレイク・ミュージックスコットランドは、世界で最初の障害のある若者によるオーケストラと考えられる。このデジタル・オーケストラのメンバーたちはブレイン・フィンガーズというバイオフィードバック・システムや、デジタル・ドラムパッド、ラップトップ、iPadなどを用いて演奏をする。スコットランド議会を含む様々な観客のためにオリジナル作品を演奏し、スコットランド・ナショナル・ユース・オーケストラとも共演した。「Stand By Me」にはメンバーから4名が参加。

恐れはしないんだ、君が側に居てくれるかぎり。みんな頑張ろう。負けちゃダメだよ。空を見あげてね。

森田かずよ, ダンサー

国や個性が違っても、みんなで一つの作品を作り上げるという企画に携わることができて光栄です!

Reika Nema of BOTAN, ダンサー

イルアビリティーズ

世界最高峰の様々な能力を持ったダンサーで構成された国際的なブレイクダンス・クルー。2007年に超絶的なダンステクニックで人々をインスパイアするために結成。6カ国出身の7名のメンバーはトップレベルのダンサーとして世界で認識されると同時にそれぞれの地元コミュニティでの活動でも知られている。「Stand by Me」にはメンバーから2名が参加。

Redouan “Redo” Ait Chitt(The Netherlands)

Redouan “Redo” Ait Chitt

Luca “Lazylegz” Patuelli(Canada)

Luca “Lazylegz” Patuelli

イルアビリティーズ

世界最高峰の様々な能力を持ったダンサーで構成された国際的なブレイクダンス・クルー。2007年に超絶的なダンステクニックで人々をインスパイアするために結成。6カ国出身の7名のメンバーはトップレベルのダンサーとして世界で認識されると同時にそれぞれの地元コミュニティでの活動でも知られている。「Stand by Me」にはメンバーから2名が参加。

Amber Galloway

アンバー・ギャロウェイ・ガレゴ 

歌詞と音の結びつきを体現できるアンバーの手話通訳は、これまで音楽好きをコンサートに向かわせてきたような「音楽が心を動かす力」を表現しているといわれ、高い評価を受けている。ろう者の観客たちはアンバーが出演したショーではこれまで以上にパフォーマンスとつながることができたといい、また同時に彼女の通訳は一般の聴衆をも喜ばせ「手話を学んでみよう」と思わせる力がある。

Ma Li and Zhai Xiao Wei (Dance Duo)

マ・リー&ザイ・シャオ・ウェイ

ダンサーとして才能を発揮していたマ・リーは19歳の時に交通事故で片腕を失い、シャオ・ウェイも4歳の時にトラクター事故で足を失った。二人の出会いによりダンスデュオを結成、権威のある第4回「CCTV全国ダンスコンテスト」で障害のあるペアとして初めて銀メダルを受賞。それ以降、二人は世界中を飛び回り、彼らの代表作「Hand in Hand」を披露している。

True Colors Festival

歌や音楽、ダンスなど、私たちの身近にあるパフォーミングアーツ。

障害や性、世代、言語、国籍など、個性豊かなアーティストがまぜこぜになると何が起こるのか。

そのどきどきをアーティストも観客もいっしょになって楽しむのが、True Colors Festival(トゥルー・カラーズ・フェスティバル)です。

居心地の良い社会にむけて、まずは楽しむことから始めませんか。

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