True Colors MUSICAL
True Colors MUSICAL ファマリー「ホンク!〜みにくいアヒルの子〜」
このミュージカルがあらたな価値を創造する
アメリカで芸術活動を望む障害者の就労・自立を促し、『アニー』『シカゴ』などのミュージカルを手がけてきたファマリーの新作。『ホンク!』は英国演劇界の最高峰ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀ミュージカル賞に輝いたミュージカル・コメディで、世界中で愛されてきた。障害のある日本人アーティスト2人をキャストに迎えての共同制作。アメリカでの初演を経て臨む日本凱旋公演!
True Colors MUSICAL ファマリー「ホンク!〜みにくいアヒルの子〜」
2020年2月15日(土) / 2月16日(日)
13:30開場 14:00開演(両日とも)
- 場所
- 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
英語上演(日本語字幕つき)
上演時間 135分予定(休憩15分含む)
エリア指定席
- 料金
- 有料
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英語上演日本語字幕
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かんたん日本語字幕・英語字幕(タブレット字幕貸出)
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ゆずりあいエリア
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車椅子席
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音声補聴
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音声ガイド
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介助者1名無料
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タッチツアー・事前解説
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多目的トイレあり
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ベビールームあり(授乳・おむつ替え)
【当日券情報】
当日券は、各公演開演の1時間前より劇場当日券受付にて販売いたします。
鑑賞サポートも数に余裕がある場合はご利用いただけます。受付でお尋ねください。
[当日券料金]
一般:4,500円
U25(25歳以下):2,500円
子ども(12歳以下):1,000円
※ペアチケットは前売のみの販売となります。
あらすじ
アンデルセンの名作童話『みにくいアヒルの子』をもとにしたミュージカル。タイトルの「ホンク」はアヒルの鳴き声とは違う主人公アグリーの鳴き声を表している。母アヒルのアイーダは兄姉たちからいつも仲間はずれのアグリーに愛情を注ぐ。鳥たちの天敵、猫の誘いに乗って連れ出されたアグリーは、農場内をさまよいながら様々な新しい友達と出会う。そして他と違っていることが「個性」だということを発見していく。
関連イベント
アフタートーク
実施概要
開催日:2月15日(土)、16日(日)16:30〜17:15(予定)
会場:東京建物 Brillia HALL1階パークプラザ特設会場
※日英逐次通訳・手話通訳・日本語字幕あり
登壇ゲスト
2月15日(土)
リーガン・リントン(ファマリー芸術監督)
RYUCHELL(True Colors Festivalアンバサダー)
岸田 ひろ実(トークイベント モデレーター)
2月16日(日)
乙武 洋匡(True Colors Festivalアンバサダー)
鹿子澤 拳(出演者/猫役)
東野 寛子(出演者/ペニー役)
ほか
観覧方法
各日12:00より、会場にて、先着100名様に「入場券」を配布予定です。受付は入場券の予定枚数がなくなり次第、終了とさせていただきます。
※アフタートークイベントへの入場はミュージカル公演のチケットをお持ちの方が対象となります。
車椅子や補助犬利用の方、介助者が同伴される方は以下フォームより事前にお申込みください。先着順にて受付させていただきます。
タッチツアー・事前解説
タッチツアー
舞台へ上がり、実際の舞台美術などを触ることができるツアーです。作品の上演前にイメージを膨らませることができます。
開催日:2020年2月15日(土)、16日(日)
開始時間:12時
事前解説
作品の上演前に、物語のあらすじを手話とかんたんな日本語で解説します。事前にあらすじを知っておくことで、作品をより分かりやすく楽しむことができます。
開催日:2020年2月15日(土)、16日(日)
開始時間:13時
劇団ファマリー
1989年にアメリカ・コロラド州デンバーにて非営利団体として設立。演劇・音楽・ダンスに触れる機会の少ない障害者や、芸術活動を望む障害者、自己の想いや表現力を求める障害者に対して、舞台芸術の世界から就労・自立・社会参加を実現。良質な作品を提供するために公演ごとにオーディションを実施。学生や主婦、ハリウッド俳優など、さまざまな経歴のある⼈たちが個性・能力、新たな成長を身に付けるため、日々練習を繰り返して舞台を作り上げている。
https://www.phamaly.org
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芸術監督
リーガン・リントン過去の作品を様々な障害のある役者のみをキャスティングして再表現する非営利の劇団ファマリーの芸術監督。車いす使用者としては唯一のアメリカのメジャー劇団を率いて、演劇の分野でインクルージョンを呼びかける主要な人物である。
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演出
ステイシー・ダンジェロオーロラ・コミュニティーカレッジ・シアター(CCA)のディレクター。インクルーシブであるための力強い物語を共有し、コミュニティ作りを目指す独自の劇作家、演技者。過去12年間でCCAのために40以上の作品を創作し演出してきた。
キャスト
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アダム・ラッセル・ジョンソン(アグリー)
アダムは自身9作目となるファマリー上演作品に参加できることをとても光栄に思っている。アダムはボルダー市にあるコロラド大学でJenna Bainbridgeのもとで発声を学び、卒業している。また彼はBoulder International Fringe Festivalのボードメンバーでもある。自分に愛情を注ぎサポートしてくれた家族とファマリー、そして神に感謝をしたい。アダムは脳性麻痺とともに生きており、障害者の権利を提唱している。ucp.org
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鹿子澤 拳(猫)
幼い頃にTVを見てダンスを始める。K-POPのダンスや、「キンキーブーツ」「ハイスクール・ミュージカル」「シカゴ」などがお気に入り。熱心なダンサーである彼はストリートダンス(主にヒップホップ、ロック、ワック)とコンテンポラリーダンスを学ぶ。現在は国内外の多くの公演にパフォーマーとして参加し、制作にも関わっている。先天性の聴覚障害がある。
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サマンサ(サム)・バラッソ(猫)
友達から『キティー』という愛称で呼ばれているサムは、今回コロラドと日本からの最良の仲間たちと一緒にファマリーのプロジェクトに参加ができる上に、最高の動物を演じられることに大きな喜びを感じている。彼女にとってこれがファマリー参加9作目。これまでで特に好きだったのは「A Bag of Sand at Applebees」のキャロライン役、そして「わが町」のレベッカ・ギッブス役。サムはChyna Roseという名前で歌手としても活動している。彼女はこの作品を最高の子猫たちのカールトンとマックス、そして今まで支えてくれた全ての愛する人たちに捧げたいと思っている。サムはぶどう膜欠損により両目の視力を失っている。
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エリン・シュナイダー (アイーダ)
エリン・シュナイダーはAmerican Musical and Dramatic Academyの卒業生。「HONK! 」はエリンのファマリー参加4作目になる。ファマリーの活動と存在自体に、そしてこれまでにサポートしてくれた家族と友人たちに感謝している。エリンは多発性硬化症とともに生きている。
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東野 寛子(ペニー、アヒルの子ビリー)
神奈川県出身。19歳からバレエを始め、ジャズダンス、ボリウッド、声楽を東京で学び、卒業後は表現活動を行う。2018年にはアジア太平洋障害者芸術祭(シンガポール)、ミュージカル「big the musical」(博品館劇場)など多数のイベントやミュージカルに出演。現在はSLOW LABELの公演にも参加している。右手に障害がある。
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トビー・ヨーント(ドレイク、バーンナクルス、農夫の声)
トビーはこれで3作目となるファマリー上演作品に参加できることをとても嬉しく思っている。彼は自分のこれまでの芸術活動を支えてくれた友人や家族に感謝している。トビーは自閉症とともに生きている。
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ジェイコブ・エレッジ (七面鳥、ウシガエル、少年の声)
ジェイコブは高校生の時から演技をはじめ、ファマリーには2016年から参加し、今年で4年目となる。これまでに「シカゴ」のアーロン役、「ハーヴェイ」のE・J・ロフグレン役、そして「ロミオとジュリエット」のロミオ役などを演じている。役者としての活動の他にジェイコブはアローラ市のAutism Community Storeで働き、自閉症とともに生きる人たちのための様々なサポートをしている。ジェイコブは彼を支えてきてくれた友人や家族に感謝している。
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ケビン・ペティ(グレイラッグ、白鳥のお父さん)
ケビンはボルダー市周辺の山で生まれ育った。彼はカールトン大学で物理学を勉強したのちに教壇に立ち、そして神学をリフ神学学校で勉強した。彼はUnited Church of Christ (www.uccdm.org)で障害者受容の役員であり、そしてFaith4Allという障害者のための信仰コミュニティを運営している。ケビンは子供の頃からボルダー市のディナーシアターで歌や演技をし、ファマリーでは2005年から演じている。彼は外傷性脳障害ともに生きている。
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ミランダ・アイルランド(クィーニー、アヒルの子ビーキー、少女の声)
ミランダは再びファマリー作品に参加できることに大変ワクワクしている!これまでにファマリー上演作品「シカゴ」(2019)、そして「Into the Woods」(2018)に参加している。彼女は演劇と心理学で学位を取得し、ステージに上がっていないときは犬の飼い主探しをしている。これまでに支えてくれた友人と家族にとても感謝している。ミランダは視覚障害とともに生きている。
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アンバー・マルシュ( ドット、白鳥のお母さん、グレース、マギーパイ)
アンバー・マルシュはファマリーと一緒に活動して16年になるベテランだ。これまでに同劇団の30作品に出演している。その中でもお気に入りの役は「マグノリアの花たち」のクレリー、「ジャイアント・ピーチ」のレディーバッグ、「屋根の上のバイオリン弾き」でのフルーマ・サラー、そして「Into the Woods」でのジャックの母親。アンバーはまた、カメロン教会の聖歌隊と音楽メンバーでもあり、ブルーグラスバンドOver the Waterfallではケルティック・ハープ、グロッケンシュピール、そして様々な打楽器を演奏している。そしてピアノや他の楽器に絵を描いて楽しんでいる。これまでの人生でサポートしてくれた友人と家族に感謝している。彼女は自閉症、不安、鬱病とともに生きている。
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シャノン・サウアー(ローバット、ベウィック、アヒルの子ダウニー)
シャノンはこの作品に関われてとても嬉しく思っている。シャノンはこれまでに14本のファマリー上演作品に出演している。これまでのお気に入りは、「シカゴ」、「Into the Woods」、そして「ジャイアント・ピーチ」。この素晴らしい機会を与えてくれたステイシー、リーガン、そして制作チーム全員に感謝している。これまでサポートしてくれた、愛する夫のリチャードに感謝している。シャノンは脆弱X症候群と不安とともに生きている。
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キャサリン・トレーラー(モーリーン、老婆の声、ピンクフット)
キャサリン・トレーラーはデンバーで数多くの劇場作品に出演し、特にファマリーとの繋がりが強い。彼女はこれまでにファマリーの「シカゴ」、「屋根の上のバイオリン弾き」、「美女と野獣」などに出演している。類い稀なエンターテイナーとしての彼女の才能はこれまでに「サイド・ショウ」と「ユーリンタウン」の2作品で批評家協会のミュージカル部門女優賞にノミネートされていることでもわかる。元々はカリフォルニア出身のキャサリンは現在コロラド州リトルトンにボーイフレンドと補助犬とともに生活をしている。彼女は羊膜索症候群のために両足を切断している。
キャスト
アグリー | アダム・ラッセル・ジョンソン |
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猫 | 鹿子澤 拳 |
猫の声 | サマンサ(サム)・バラッソ |
アイーダ | エリン・シュナイダー |
ペニー、アヒルの子ビリー | 東野 寛子 |
ドレイク、 バーナクルス、 農夫の声 |
トビー・ヨーント |
七面鳥、 ウシガエル、 少年の声 |
ジェイコブ・エレッジ |
グレイラグ、 白鳥のお父さん |
ケビン・ペティ |
クィーニー、 アヒルの子ビーキー、 少女の声 |
ミランダ・アイルランド |
ドット、 白鳥のお母さん、 グレース、 マギーパイ |
アンバー・マルシュ |
ローバット、 ベウィック、 アヒルの子ダウニー |
シャノン・ザウアー |
モーリーン、 老婆の声、 ピンクフット |
キャサリン・トレーラー |
スタッフリスト
芸術監督 | リーガン・リントン |
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演出 | ステイシー・ダンジェロ |
演出助手 | ダニエル・トレイラー |
舞台監督 | ダリオン・ラモス |
舞台監督助手 | リチャード・ザウアー |
振付 | コリーン・マイロット |
音楽監督 | マーサ・ヨーディ |
映像・音響デザイン | エル・アームストロング |
照明デザイン | シャノン・マッキーニー |
衣装デザイン | レイチェル・フィンリー |
舞台装置デザイン | ニコラス・ルノー |
小道具デザイン | エリン・バンタ |
パペットデザイン | コリー・ギルストラップ |
企画・コーディネート | 鈴木京子 |
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制作 | Phamaly Theatre Company、NPO法人CUE―Arts、株式会社リアライズ |
舞台監督 | 孫左ヱ門(magozaemon) |
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照明 | 榊 美香(アイズ)、鹿子澤 栄 |
音響 | 岸 智美(フリーランスオフィス) |
翻訳 | 藤尾充樹 |
字幕 | 株式会社リアライズ、株式会社Beautiful Ones |
字幕吹替 | シティー・ライツ |
音声ガイド | 彩木 香里(ものがたりグループ☆ポランの会) |
クレジット
主催 | 日本財団 |
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共催 | 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS、Phamaly Theatre Company |
特別協賛 | 東急グループ、TikTok |
協賛 | Facebook、Twitter Japan 株式会社、ヤフー株式会社、CINRA.NET、タイムアウト東京、渋谷キューズ |
後援 | アメリカ大使館、豊島区、日本障害フォーラム |
協力 | TA-net |