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True Colors DANCE

探求学習プロジェクト「itami lab」

だれもが居心地の良い未来を目指すパイロット教育プロジェクト
乙武洋匡所長のもと、
中学生がひとそれぞれ異なる
「痛み」を研究

True Colors Festival (TCF)は、だれもが居心地のよい社会の実現を目指した取り組みです。
実現には、パフォーミング・アーツのイベント展開だけでは足りません。
さまざまなアクションを通じて未来への種を植えていくことが必要です。

「自分にはパフォーマンスはできないけれど、学校教育に携わった経験があります。学校教育でTCFにつながることができないでしょうか?」

アンバサダー・乙武洋匡さんが発してくれた声が、中学校を舞台にしたパイロットプロジェクトを生みました。
中学生たちが「ダイバーシティ&インクルージョン」を自分ごとにできるような授業はどんな授業か?
あらかじめ用意された答えを生徒たちが忖度するのではなく、授業後も生徒たちが自ら考え続けるきっかけとなる授業はどのようにデザインできるのか?

そんなことを念頭に置きつつ形にしたのが、ひとによって異なるさまざまな「痛み」を研究する探求学習プログラム「itami lab」です。
乙武さんの監修のもと、探求学習の開発を専門とする㈱教育と探求社の知見を借りて開発を行い、2021年12月~2022年2月にかけて静岡県と広島県の中学校4校24クラスが参加し、総合学習の時間を使って全5コマの授業を実践しました。

本ページでは、プロジェクトの概要の他、 学校の先生に活用いただける シラバス、指導ガイド、各種教材を公開します。

本プログラムがめざす変化

1.他者の「痛み」に対する想像力
それぞれが”知っている痛み”をグループで出し合ったり、自分とは異なる痛みの感覚を持つ人の痛みやその背景を想像するワ ーク、「自分が見えていない痛み」をイメージしながら日常を過ごす体験を通して自分以外の他者の痛みについて想像する力を養う。

2.人と人とが違うということに対する本質的理解
痛みという感覚を題材として、自分の感覚とクラスメイトの感覚の違いを体験する。自分が思う痛みと人が思う痛みが異なるということをグループワークを通して実感することで知識や規範として「多様性」を 理解するのではなく、体感覚を伴った本質的理解を促す。

3.「人とともに生きる社会」について考え続ける姿勢
自分と人の違いや、他者について想像する難しさを体験したうえで、社会に目を向けていく。「異なる他者とともにそれでも生きていく社会」という難しい課題に対して向き合っていく姿勢を養っていくとともに、そんな社会の実現に向けて考えていくための知恵を学ぶ。

実証授業の実施

時期:2021年12月~2022年2月

参加校:

  • 静岡市立静岡東中学校一年生 9クラス
  • 沼津市立第五中学校一年生 4クラス
  • 浜松市立可美中学校一年生 4クラス
  • 福山市立城東中学一年生 4クラス
  • 福山市立城東中学二年生 3クラス

開発した各種教材

  • STEP2 動画

  • STEP3 動画

主催         日本財団
監修         乙武洋匡
企画協力・運営    株式会社 教育と探求社

True Colors Festival

歌や音楽、ダンスなど、私たちの身近にあるパフォーミングアーツ。

障害や性、世代、言語、国籍など、個性豊かなアーティストがまぜこぜになると何が起こるのか。

そのどきどきをアーティストも観客もいっしょになって楽しむのが、True Colors Festival(トゥルー・カラーズ・フェスティバル)です。

居心地の良い社会にむけて、まずは楽しむことから始めませんか。

僕は「かのけん」

ダンサー/ True Colors MUSICAL出演者

鹿子澤 拳

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