True Colors FASHION
TOMMY HILFIGER ADAPTIVE x GIMICO・あべ けん太・栗原 慎子・益ノ進
TOMMY HILFIGER ADAPTIVE x
GIMICO・あべ けん太・栗原 慎子・益ノ進
アダプティブファッションの先駆的存在として2016年にスタートした「TOMMY HILFIGER ADAPTIVE」を、義足モデル、ダウン症Youtuber、難治性てんかんの子供、義手の社会人が着こなす。ボタンをマグネット仕様にしたり、パンツの開閉部をベルクロ仕様にしたり、マグネット式ジッパーを採用することで、誰でも着やすい服を目指す同プロジェクトは、米国のデザインチームが障害当事者とコミュニケーションを行ない、日本でのユーザーからのフィードバックも伝えることで、常にブラッシュアップを続けている。高齢者、障害者をふくめると世界中の人口の約15%が利用するアダプティブ機能が、決してニッチではないことを教えてくれるだろう。
バックステージ・インタビューBy 落合陽一
- 日英字幕
- 手話通訳
アダプティブファッションが日常を変える 好きなことを諦めないでいられる環境
出演:TOMMY HILFIGER ADAPTIVE × GIMICO・あべけん太・ 栗原慎子・益ノ進 / 村上要(WWDJAPAN 編集長)
音声ガイド
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プロフィール
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【FASHION】
TOMMY HILFIGER ADAPTIVE障害のある大人と子どものためにトミー ヒルフィガーが脱ぎ着をしやすくする機能を加え、誰でもファッションを楽しめるようにデザインされたコレクションです。ファスナーなどのトップスの開け閉めを簡単にできる機能の他、車椅子利用者の悩みや困りごとを考慮した機能、義手や義足などの装具に対応した機能などをそなえ、かつ目立たないようにデザインされています。実店舗でなかなか手に取る機会がないラインナップです。
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【MODEL】
GIMICO中学2年生の時に骨肉腫のため右足大腿を切断、義足となる。2009年より日本で初めての義足モデルとして活動を開始。森美術館「医学と芸術展」で蜷川 実花デザイン義足のモデルを務めたのを皮切りに、そのエッジの効いた存在で多くの作品に出演。浜崎 あゆみ、DIR EN GREYのミュージックビデオや写真、映画、イベントやショーなど一つのジャンルに捉われることなく常に大胆に表現を続け、それらを通じて今までにない新しい価値観が生まれている。2016年にはリオパラリンピック閉会式にてフラッグハンドオーバーセレモニーに出演し世界中から注目の的に。NTTdocomo、ワコール、アディダス、など大手企業のCMにも大抜擢をされ次時代のニューアイコンとしてその活躍がますます期待されている。
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【MODEL】
益ノ進生後2ヶ月で痙攣発作。半年間子ども病院で闘病生活をした後、稀少な難治性てんかん”MPSI(遊走性焦点発作を伴う乳児てんかん)”の診断を受ける。
SNSを通じて障害の有るお友達と繋がり、交流を持つ。
2人の妹がいる兄でもある。
重症心身障害児として寝たきり。胃ろう、吸引等医療ケアは必要であるが、現在は一般の保育園に通う5歳児。
日々、障害の有る無し関わらずお友達との交流を楽しんでいる。 -
【MODEL】
あべ けん太1987年東京世田谷生まれ。区立小中学校から20歳でフリースクール卒業後、22歳で「区立就労支援センター」を経て、IT関連の会社に入社。現在も勤務の傍ら、NHK Eテレ「バリバラ」や民放のテレビ番組など多数出演。普通自動車免許取得。
また兄の経営する個人事務所「Down Up株式会社」に所属し、講演会、イベントなどで、ダウン症の啓発活動に力を注ぐ。
2017年秋、初のエッセイ集『今日も一日楽しかった』を出版。2020年念願の独り暮らしを始め、それを謳歌している。次の夢は「二人暮らし」!最近は、ボクシングで体を鍛え、英会話で知力を養い、ボイトレで歌手を目指す?常に前向きな「ダウン症を誇りに想う男」である。趣味はカラオケ、ボクシング、レスリング、絵画、家でのゲーム、友人たちとの集まり、定量の酒。 -
【MODEL】
栗原 慎子2015年希少がん(肉腫)罹患し、手術前後に抗がん剤治療。右上腕切断。
2016年3月義手を装着し職場復帰。現在も義手ナースとして勤務中。
ダンスバトルはコミュニケーション
車椅子ダンサー/ True Colors DANCE参加者