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True Colors FASHION

Mission ARM Japan x HATRA

Mission ARM Japan x HATRA

腕がないことを「不在」と捉えないトレンチコート。片側にガンフラップ(もともとは銃を背負う機能)があるデザインをフレアの袖にみたて、自然なアシメントリーをかたちづくる。当事者との対話のなかで生まれた様々な生活課題を解決するための仕掛けが満載。紐を引くと袖をまくれる機能や、端がマグネットになったファスナー、書類を脇でホールドする機能、コードマネージャー、傘かけなど軍用服の特徴とギミックを活かしたアイデアが詰まっている。マジョリティでは無く当事者に寄り添い、個別にデザインしたりカスタムできる可能性をひろげる一点。

バックステージ・インタビューBy 落合陽一

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失われた腕と生活、対話からうまれる新たなデザインディール

出演:倉澤奈津子・石田あかり(Mission ARM Japan)/ 長見佳祐(HATRA)

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プロフィール

  • 【MODEL】
    倉澤奈津子

    NPO法人Mission ARM Japan/理事長。2011年「骨肉腫」と診断され右肩甲帯離断術により右腕を肩より失くす。2014年6月にNPO法人Mission ARM Japanを立ち上げる。上肢に障害を持った方の交流会を開催し、関連する医療従事者や開発・研究者と繋げるコミュニティづくりを行いながら、情報を発信している。最近では自身の肩を再現するべく最新技術での肩パッド開発プロジェクトを立ち上げる。プライベートでは障害当事者としての身体作りやファッションに興味の幅を広げようとしている。

    NPO法人Mission ARM Japan

  • 【MODEL】
    石田あかり

    1991年生まれ、神奈川県横浜市出身。
    NPO法人Mission ARM Japan会員。
    2018年9月「滑膜肉腫」と診断される。2019年3月右肩甲帯離断術により右腕を肩より失くす。
    手術前に参加したNPO法人Mission ARM Japanでの上肢に障害を持つ方々との交流で勇気もらった経験から、私も同じように悩んでいる人の力になれればと思い参加させていただきました。
    普段は一般企業の人事部で採用担当として働いています。

    NPO法人Mission ARM Japan

  • 【FASHION】
    長見佳祐

    「HATRA」デザイナー。リミナル・ウェアを主題に、2010年よりポータブルで境界的な、空間としての衣服を提案する。
    現在では3Dクロスシミュレーションを始めとするデジタル技術の応用を通し、新しい身体表現を試みる。
    主な出展に、2012年「Future Beauty -日本ファッションの未来性-」at 東京都現代美術館、京都近代美術館。2017年「JAPANORAMA」at Pompidou Metz, France。2020年「Making FASHION Sense」 at HeK, Barsel, Swiss。

    HATRA

True Colors Festival

歌や音楽、ダンスなど、私たちの身近にあるパフォーミングアーツ。

障害や性、世代、言語、国籍など、個性豊かなアーティストがまぜこぜになると何が起こるのか。

そのどきどきをアーティストも観客もいっしょになって楽しむのが、True Colors Festival(トゥルー・カラーズ・フェスティバル)です。

居心地の良い社会にむけて、まずは楽しむことから始めませんか。

キャロライン・ケイシー インタビュー:だれかを責めたり、恥ずかしい思いをさせることなくシステムを変えたい

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